他律と自律

自分を見失う方法

敢えて、逆を考えてみます。
自分を見失わないためにではなく、どうしたら見失えるか？

直ぐに思いつきました。

自分自身のことは配慮しない。
その代わりに他人ばかりを見る。

そうすると、他人の動きばかり気になって

他人に合わせようとしたりする。
他人より速くしようとしたり、逆に、遅くしたりする。

他人より、優れていないといけない気がしてくる。
他人より、自分は劣っているのではないかと気になってくる。

自分を落ち着かせる尺度は
「全体の中でどのくらいの位置にいるか」となってくる。

やればやるほど、不安になる。

あれ？
自分は、本当は何をしたかったのだろう？

どうしてこんなにも不安になるのだろう？

他人を追うことしか
他人を気にすることしか、できていないではないか！

他人軸。
つまりは、他律。

自分を見失わない方法

見失う方法ばかり考えていたら
その逆をすれば良いのだを気が付きました。

まず、自分に関心を持つこと！

何を好むのか
何を嫌うのか

何をしている時が楽しいのか？
何をすると喜びを感じるのか？

過去のどの場面にそれがあっただろう？

一つずつ紐解いていくと
自ずと、こっちに進めば良いんだな、と分かってくる。

極端な話
考えなくても、自分の感覚が導いてくれる。

そして、自分が今、何ができているかを見据える。
これは結構、大事。

そして、するべき事の内
何ができていないかも見据える。

できていない事ばかり考えると辛くなるけど
できている事も見ているから、さほど辛くはならない。

これをやりたいんだ！

そんな意志を持てると
「今」から「目標」までの間に地点を複数設けて

一段ずつ上がっていこう！
一段ずつなら、きっと上がれる！

そう思える。

目標や課題を正しく設定すれば
人には達成しようとする意志が働く。

その力もある。

自分の望む所に向かって
できる事を増やしていく。

やればやるほど、自信がつく。

自分軸
つまりは、自律。

これが自分を見失わない方法じゃないのかな。