シンクロ疲労

おはようございます。

援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

「徒然」

手持ち無沙汰とか
しんみりと物思いに耽るという意味。

心を落ち着かせるといろいろな言葉が思い浮かぶものです。
人生に対して、人間に対して、心に対して。

心を閑にして、思い浮かんだことを少しだけ、短文調にして。

【今日の徒然】

波長を合わせる✖️時間=疲労

自分がカウンセリングをしながら、行なっていること。

言葉を聞きながら、頭の中に
その世界を描くこと。

クライアントさんの言われた出来事を
自分も同じように追体験すること。

敢えて心理的に距離を置くこともあるけれど
基本的には、シンクロナイズしていく作業をしている。

やり方は援助者ごとに異なっても
何かしらクライアントさんとの波長合わせを常に行なっているはず。

「援助職」という位置付けではなくても

親、先輩、上司、何かしらの指導や相談を行う立場にいる人たち

彼らもきっと、何かしら、相手と波長合わせを行なっているはず。

なぜならば、相手を理解しようとしないと、深い関わり、丁寧な関わりはデキないから。

そして、この作業は、結構、疲れます。

慣れている人にとっては「疲れる」という前提があって
無理はデキない、やりすぎてはないけない、と理解している。

また、慣れていても「この位なら大丈夫かな?」と思っていても
ものすごく疲労することもある。

頭からくる疲労感
精神的疲労感

どんな表現をすると、より適切なのか。

とにかく疲労するのです。

波長を合わせた後にもその疲労感はありますが
翌日に疲れている自分に気づいて、その疲労が残っていると気付くこともある。

波長合わせの度合いや精度が高いほどにやはり疲れるかな。

援助ならではの内的な疲労があるのです。

だから、適切に休息をとりましょうね。

どんな風にすれば、その疲労が取れるのか。
きっと、その人なりの方法があるはず。

援助職は、自分自身が資本であり、商売道具。

だから、大事に手入れをしましょうね。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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