繋がらない権利
こんばんは。
昨日、紹介した東洋経済オンラインの記事について、「繋がらない権利」についても、ぜひ言及したいと思いました。
これは、休みを邪魔されない権利です。
昔、平日に代休や有給で休むと、正直、そわそわする気持ちが拭えませんでした。
自分が休んでいる間、職場は稼働している訳で、自分が関係している案件で何か動きがあるかもしれない...と思うと、なんだか落ち着かない気持ちになりました。
特に、休み中に電話連絡が入ろうものなら...一気に電話口で緊張感が増し、頭が仕事モードで覚醒してきます。
休みに来る電話自体はちょっとした確認程度がほとんどですが、一旦覚醒した頭は、容易には休日状態に戻ってくれません。だから、休みの日には、絶対に職場と「繋がらない」ことが大事なのだと思います。
これは、部署内だけの約束事ではなく、組織全体、もっと言えば社会全体の合意があると取り組みやすいと思います。
ちなみに、世の中、本日は勤労感謝の日で祝日でした。
勤めの方は、お休みの方が多かったのではないかと思います。勤労感謝の日とは、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう(引用:hugkum)」日だそうです。
働くことができるのも、心身の健康があってこそ。
心身の健康があってこそ、仕事に精を出し、生産を高めることが出来ます。
在って当たり前の日々の仕事の営みに感謝をすることは、意識しないとなかなか出来ないことかもしれません。
だからこそ、この日を記念して、勤労に感謝。
日本の働き方改革が始まったのが二千十九年。
年五日間の有休消化も徐々に馴染んできたでしょうか。まだまだ過渡期で職場の管理者や出勤を管理する部署の方々は落ち着かないかもしれません。
繋がらない権利も含めて、休むことが当然となるように、これまで通りの納期等が叶わなくても、それによって養われる健康には変えられません。
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