レールの外

こんにちは。

日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

Googleマップやナビで目的地検索すると
遠距離ほど、高速道路の使用を勧められます。

お金はかかるけれど
短時間で一気に目的地に着けます。

定番な手段でもあり
「この道で合っているかな」とあまり心配になることはありません。

下手に国道を通るよりも
余程に確実だったりします。

山形と八戸を往復する時は
いつも東北自動車道を使用しております。

しかし、毎回、同じ道だと
飽きてしまうんですよね。

たまには違う道を通ってみたい!
高速道路から見えるあの田舎道を走ってみたい!

そう思うのは簡単なのですが
実際に一般道を走ると、ナビがあっても大変だったりします。

ナビが今ほど普及する前は
紙の地図で確認しながら一般道を走ったものです。

大概、結構、時間がかかり
頻繁に位置を確認する大変さもあって

結局は、高速道路が良い、と思うのです。

これは無駄であったか?
いいえ、一般道を走ったから分かることなのです。

今みたいに積雪が多くなると
田舎道はちょっと恐いです。

雪道で脱論したら
吹雪の中、助けを待つのは大変そう・・・。

まだ、その経験はないのですが
そのハラハラ、ドキドキも楽しかったりする。

あとは何と言っても
見える景色が抜群に綺麗です。

高速道路と違って
ちょっと路肩に止めて景色を見ることもできます。

回り道も楽しいものです。
何なら、時間はかかっても、ずっと一般道でも良いかなと思う時もあります。

高速道路を人生に例えると
定番、王道と言われる無難な道筋みたいなものです。

そこに乗っかれば間違いない、と思うので
皆がそこに行きたがります。

例えるなら、良い学校、良い就職先。
もてはやされる趣味、交友関係。

結婚とかも、そうかもしれません。

一方、それに乗れないと
「レールから外れた」と悲観する人もいる。

何も、その道だけしか道が無い訳ではないのに。
その道を通らない選択肢だってあるはずなのに。

一般道を人生に例えると
必ずしも定番ではない道かな。

例えば、僕は個人事業主。
「安定」しているかといわれれば、会社勤めには敵いません。

もっとも、今時、会社勤めも安定しているとは言い難いけれど。

何を言いたいかと言うと
定番や王道以外の道を歩いてみると

何だ、十分いけるじゃないか!
何だ、自由で楽しいじゃないか!

そう思えること。
世の中の多数派からは外れるかもしれないけれど十分、満足できるのです。

たまに人生のレール(定番、王道)から外れたと
悲観する話をしばしば聞きます。

大事なのは、それしかないとの思い込みじゃなく
どこを通っても、大丈夫と思えるたくましさです。

どの道を通ったって良い。
楽しんだもの勝ち。

そういう心意気を常にどこかに残しておきたいものです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市を拠点に普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)をご提供しております。

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