ちょっとずつの総和
中田 雅也こんばんは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室（青森県八戸市）です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
たいそうな目標を掲げたくなるけど
本日はこちらの投稿から。
例えば、目標づくりにしても
時間管理にしても
張り切った気分の時は
とにかく頑張りたくて仕方がない。
こんなに高い目標は実現できるの？
こんなに目一杯に詰め込んで大丈夫なの？
まあ、良くて数ヶ月はできるかも知れない。
実際には数日、数週かも知れない。
数ヶ月続くと
年単位でできそうな気にもなってくるけれど
無理すると
体や心にガタが来る。
体調を崩すんですよね。
「無理があるよ」と体が教えてくれたりする。
実際、「あー、やりたくないな」とか
「自分の時間が持てない」とか
そんな気分にもなってくる。
無理した分だけ嫌になる。
心が、どこかで喜んでいない作業は、長続きしない。
苦行は短期間はやれても、長期間はやれない。
これは個人の実感です。
「頑張りたいやり方」にしてしまうと、長続きしない。
個人的に最も良かったやり方は、一ヶ月単位で括ること。
休む日もあればやる日もある。
一ヶ月以内に一つの成果を出せれば良しとするやり方。
つまり、「毎日、少しずつ頑張る」が可能なやり方。
毎日、少しでもやっていれさえ居れば、一ヶ月も積み上げると、そこそこの形になる。
そして、比較的容易に一ヶ月前よりは「ちょっとマシ」になれていたりする。
そこで大事なのは、毎日少しずつ続けること。
さながら、今日の自分と、そこから各日毎
30日後までの自分との協働作業（役割分担）。
正直、気分が乗る日もあれば、乗らない日もある。
毎日、少しずつでも良いと思っているから
「短時間でもいいから集中する」が実践できている。
その総和ともなると、結構な成果なのだ。
だから、毎日、「めんどくさいな」と戦う必要はあるけれど、自分に負けなかったという手応えと、30日積み上げた成果があるだけで、とても自信になるのです。
「毎日、少しずつ」
その日毎の手応えは、正直大きくはありません。
しかし、30日目に近つくほど
その形の大きさに気付く。
さながら「雪玉」を作るような感じ。
ちょっとずつ大きく。
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