完成の裏にある苦労を労う

こんにちは。

援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

ちょっと、どころか・・・
かなり、ハッとしたこと。

そうなんです。
事例をまとめるって、かなり大変!

事例をまとめるって、かなり大変ですよね。

いくら経験を積んで、慣れたとしても
相応に労力を要する。

業務の一環として事例発表をまとめることもあれば
業務ではなくても職能の一貫(ほぼ仕事みたいなもの)の場合もある。

どちらも、「やらなきゃ!」と重圧を背負う。

業務をしながら、事例まとめの期限が迫る。

勤務業務中に事例まとめをする時間があれば良いけど
大概、時間が無くて、勤務時間外にやることが多いのではないかな。

勤務時間外ともなれば、疲れて頭も体もへとへとだ。
その疲れた状態でよく仕上げましたね・・・。

そして、先輩や上司にも必ず点検してもらったりもしますよね。

添削を受けたり、時には愛の鞭を受けたり
必死に手直しをして、仕上げる。

勤めていた時
業務月報に事例を添えて所属機関に提出しておりました。

ソーシャルワーカーが交代で事例を作成
短い時は隔月くらいの頻度で回ってきて

かなり大変だったことを覚えております。

経験が浅い内は要領がわからなくて
事例の理解も容易ではなくて

結局、7日から10日くらい
時間をかけて作っていたと思います。

今思い出しても、あれは大変だったな〜

そして、点検してもらう上司も
大変だっただろうな〜。

自分が上司になって点検するようになって
その大変さも身に染みました。

いろんな時間を割いて
労力を割いてつくてくれた結晶です。

どんな指摘の仕方だったら
あいての気持ちが挫けずに折れずに伝えられるだろうか。

僕には、別の鍛錬の意味合いがありました。

そちら側の鍛錬も実は大変だった。
思ったままを指摘できたら、どんなに楽か。

他人様の事例を見ると思うのです。

作成した当人の苦労。
それを点検した人の苦労。

なんか、いろいろなものが滲み出ますよね。

事例検討だから
厳しい意見をもらうことはしばしば。

それでも、忘れてはならないこと
受け止めるべきこと、労うべきことがある。

作り上げたことへの敬意。

そんなことを思い出しました。
そして、それが自然とできるのはとても素敵なことです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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