自分との戦い
こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
最近、感銘を受けた言葉。
無から有を生み出すインスピレーションなど、
そうつごうよく簡単にわいてくるわけがない。
メモの山をひっかきまわし、腕組みして歩きまわり、溜息をつき、
無為に過ぎてゆく時間を気にし、焼き直しの誘惑と戦い、
思いつきをいくつかメモし、そのいずれにも不満を感じ、
コーヒーを飲み、自己の才能がつきたらしいと絶望し、
目薬をさし、石けんで手を洗い、またメモを読みかえす。
けっして気力をゆるめてはならない星新一
僕のような凡庸な人間でも、この言葉の言っているような場面は通ったことがあります。
実際、発想とか閃きとか、湧いてくれたらありがたいものって、そうそう簡単に、自分が期待している時機に降ってきてくれなどしません。
自分の書いた言葉、自分が組み立てた業務設計を見ながら、「何だかありきたり」「しっくりこない」と悶々とせざるを得ない場面も、何度もありました。今だって、そうかもしれない。
時間は、どんどん過ぎていきます。一日、一日の時間の消費は「ああ、過ぎちゃった」で終わるけれど、これが月単位、年単位となると、過ぎた時間の大きさに打ちのめされそうになります。
いつも「後悔の無いように」と心がけるけど、どうやったらそれができるのだろうか。できたような気もするし、そうでもない気もします。
自分に才能があるなんて思ってもいないけれど、せめて自分の持っている力を最大限に磨いて、活かし切りたい。それができただけで十分だと思っております。
しかし、それを磨くのは本当に大変。少しずつ、少しずつしか、できないから。もし、明日の自分が「もう嫌だ」と投げ出してしまわないかと不安もある。それでも明日の自分を信じるしかありません。
今日一日の精一杯。口にするのは簡単だけど、やると本当に疲れる。疲れすぎると、楽したくなる。そんな自分との戦いが続きます。
「まあ、考え過ぎても仕方がないから」と、コーヒーを飲みながら一息ついたり、ちょっとした気分転換で自分を立て直したりします。
目的を見失わないために、そして、やめないで続けること。
短期的に躓くことはあっても、長期的には躓かないように。
それが大事かと思います。
詰まる所、自分との戦いの側面が大きいのだと思います。
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