突入!

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

イチロー氏のこの言葉は好きです。

かっこ良く『ピンチはチャンス』で言えたら、どんなに良いだろうかと憧れたことがあります。

ただ、自分の性格上、無理でした。

しかし、イチロー氏でさえも、「そんなに強くなれない」と言っているのが印象的ですね。

そして、そのピンチは、後から振り返れば自分を進めるためのチャンスだっと思えたというのも、よく分かります。

確かに、そうだったと思います。

それでも、その時はそうは思えませんでしたが。

ピンチの場面。

僕はこんな感じでした。

どうして、こんなことが起こるんだよ。
嫌だ、嫌だ、逃げ出したい。
誰か助けて。

今、思い返しても、みっともないですね〜。

これが等身大の僕です。
きっと今もそうでしょう。

大概、心の中に思っているだけでしたが、「何でだよ〜」という情けない言葉は何度も口にしたものです。

もっとも、人前では言わなかったから
昔の僕を知っている人が聞いたら驚くかもしれません。

ピンチの時って
汚い言い方ですが、あまりの緊張と不安でゲ◯を吐きそうになります。

吐いたことはないけれど、本当に吐きそうになります。

逃げる勇気があったら、逃げたい。
逃げることすらできないから、仕方がないから、思い切って突入します、ということの連続だったと思います。

不思議なことに、不安と緊張を抱えて、事態に突入して、ほとんど悪い結果になったことはありません。

無い訳ではないけれど、本当に数えられるくらいです。
その一つ一つを覚えていられる位ですから。

結論的に、何とななることが多いのでしょうね。

切り開く力よりも
不安と緊張があっても、突入する決断だけあれば、それで良かった。

僕が経験してきたピンチには
そういうことが多かったように思います。

むしろ、小賢しく、ピンチを回避した方が、その分のツケが後から回ってきて大変だったような...。

ピンチは誰だって怖い。

克服なんて一生できないかもしれない。

それでも、涙や鼻水を流してでも、吐き気を催してでも、突入するということを覚えられたのは、僕にとって財産でした。

これからもみっともなく取り乱すかもしれないけれど、突入することができる自分でいてくれれば、それで良いと思っております。

自分に勝ててはいないかもしれない。
しかし、負けてもいない。

それで十分かな、と思うのです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市を拠点に普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)をご提供しております。

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